Flexibility Beyond - Moe Arai Senior Associate, Tokyo  


私は大学で物理系の研究をしていました。日本の製造業企業は優れた技術を保有しているものの、従来の経営システム、ビジネスモデルなどがマクロ環境の変化に対応できず、グローバル競争力が今後さらに低下するリスクがあると考えていました。そこで、コンサルタントとして日本の製造業独自の付加価値を向上させ、競争力の強化を支援したいと思い、入社を決めました。

入社する前までは、コンサルティング企業は、女性にとって仕事とプライベートの両立が難しい職場という印象がありました。しかしBCGでは社員一人ひとりが安心して働き続けられるように、育休や時短勤務をはじめ充実した支援プログラムが整備され、仕事と家庭の両立をサポートする組織風土があります。

私自身も育休を1年間取得し、子どもと濃密な時間を過ごしました。また、つわりがつらい出産前の時期だけでなく、復帰後にも時短勤務を利用しました。当初は、時短勤務でもパフォーマンスを落とさずに働けるのかという不安があり、どのような働き方がよいのかを会社と相談しました。結果、時間の融通が利き、かつ自分と似たような出産・子育て経験を持つ”先輩ママ”がリーダーを務めるケースにアサインしてもらい、家庭と仕事を両立するコツだけではなく、子育てに関わる具体的なアドバイスまで得られました。

お世話になった先輩社員に出産報告をしたところ、「おめでとう!」と温かい言葉をかけてもらったことも記憶に残っています。出産や子育てから、仕事における価値提供まで、様々な悩みを一緒になって考え、アドバイスをくれる先輩が身近にいることで、さらに成長したいというモチベーションにもつながりました。

子どもの生活ペースに合わせたフレックスタイムでの働き方についても、ケースメンバーの理解を得ながら育児の時間を毎日数時間確保させてもらうなど、迅速かつ柔軟なサポートが受けられました。時間に制約がある中で、仕事にも子育てにも全力投球できる環境が整っていることに、とても感謝しています。

時短勤務で働いている間、限られた時間で仕事の生産性をいかに上げられるかということを考えるようになり、コンサルタントとしての自己成長も遂げられました。子どもの成長を見守りたいという気持ちを大切にしながら、クライアントへのインパクトを最大化することができたのは、家庭生活、ひいては人生まで応援してくれるBCGの組織風土のおかげだと考えています。


Read more BCGers' stories

img1
Mio Yoshimoto - Consultant
img1
Miki Tsuruhara - Consultant
img1
David Valentin - GAMMA Senior Data Scientist
img1
Hanae Araki - Project Leader
img1
Adam Chang - Partner
img1
Kaori Kotake - Project Leader
img1
Kentaro Uehara - Project Leader
img1
Ayana Katogi - Consultant