「私はチームの一員として付加価値を提供できているか? 私自身、成長できているだろうか?」
​​​​​​​ BCG入社後の最初の数ヶ月は、このように自問自答して過ごしていました。私は政府系金融機関勤務を経て、中途採用のコンサルタントとしてBCGに入社しました。前職での仕事はとても興味深かったのですが、私自身の貢献が社会にどのようなインパクトを与えているのか、より具体的に把握できる仕事がしたいと考えるようになりました。BCGを選んだ理由は、“Unlocking the potential of those who advance the world“ という、私個人の「社会をより良くしたい」とのアスピレーションとも通じる企業理念があり、現役社員との会話の中で、実際にその機会が得られる職場だと感じたためです。  

とはいえ、入社後の数ヶ月は、なかなか苦戦しました。コンサルティングスキルを一から吸収すると同時に、新しい業界知識も蓄積するということが難しい点でした。しかしながら、幸い、メンターや同僚にすぐ悩みを話すことができ、彼らの紹介により中途入社で同じような苦労を経験している仲間と繋がったり、適切な研修を受けたりすることもできたので、孤独を感じることなく解決策を考えられました。また、キャリア・アドバイザーはとても熱心に私に向き合い、適性があるプロジェクトアサインの提案など、前進するための道筋を一緒に考えてくれました。結果的に、私と似た経歴を持つプロジェクトリーダーが率いる金融機関のプロジェクトに参画することになり、しっかりとクライアントに成果を出しながら、私自身のスキルを高めることにも注力しました。 

そのプロジェクトリーダーからは、他社とBCGの働き方の違いや、成長の秘訣を具体的に教わりました。その中の一つとして、BCGの仮説思考を学び、ファクトをもって検証すべき筋を絞ることで、仕事の生産性を飛躍的に向上させました。その結果、クライアントへのプレゼンテーションでも高い評価を受けるなど、徐々に自身がクライアントやチームに価値提供できていると感じられるようになりました。 

同プロジェクト後は、主に金融機関の脱炭素戦略プロジェクトをリードしていますが、最先端のテーマで、日本・国際社会にも貢献できるため、とてもやりがいを感じています。BCGに入ってからの期間は、非常に濃密で、プロフェッショナルとして急速に成長することができました。BCGが強みとして掲げる“Beyond limits“   の通り、まさに自分の限界を超えて成長できる場所だと感じています！